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活動報告

2022年12月
ミュージックベル「メーティス」慰問演奏

2022年12月にミュージックベル「メーティス」が慰問演奏を行いました。 私たちはミュージックベルの演奏を通じて社会貢献に努めております。 当日の様子はYouTubeにて公開しておりますので、是非ともご視聴ください。 また私たちミュージックベル「メーティス」に演奏のご依頼をされたい企業・団体様は、ミュージックベル連盟までメールにてお問い合わせください。

2017年11月5日(日曜日) 会場:第一楽器四日市店
ミュージックベル体験セミナー「実践編」

11月5日 第一楽器四日市店様で、 サーベル社刊「ミュージックベル・レパートリー 1 」著者坂倉絹子先生のミュージックベル体験セミナー「実践編」が開催され、ピアノの先生、保育士さんなど多くの方々に参加して頂きました。

今回は「実践編」ということで、できるだけたくさんの曲をみなさんで演奏をしながら、経験をして頂く内容でした。
楽譜 「ミュージックベル・レパートリー 1 」からは「チョップスティック」、クリスマスに向けて今から練習をしておきたい「ジングルベル」、「ねこふんじゃった」はみなさん良くご存知の曲なので、譜読みが苦手な方 でも安心して演奏できました。
初対面の方々とグループを組み、相談しながら、それぞれのレベルにあったベル担当を決めて、楽しく演奏発表もできました。
坂倉先生考案のベルキャップを活用し、簡単にできる和音奏をレクチャーして頂きました。
貴重な体験としてハンドベル(アプリ社)も、みなさんに実際に触れて頂き、授業始まりの合図「チャイム」を演奏し、ミュージックベルとの音色の違いを肌で感じ、みなさん感動されていました。

最後にAKB48の「365日の紙飛行機」を坂倉先生がソロ演奏で披露して下さいました。
曲の終盤ではミュージックベル6本持ちで、みなさんの歓声があがりました。

楽しいだけではなく、保育園、幼稚園、発表会などで実践することを見据えた内容のセミナーで、参加者のみなさんに大変喜んで頂きました。

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2017年2月19日(日曜日) 会場:第一楽器四日市店
だれでも いつでも みんなで楽しむ ミュージックベルセミナー

■ 教育の現場や高齢者・障がい者等の施設、地域のイベント、クリスマスコンサート等
       幅広く活動にひろげることができる教材『ミュージックベル』の指導法の導入講座

≪主な内容≫
*誰でもよく知っている手遊びでの導入
*楽譜を見なくても『パレットベルキャップ』を使用し、多数の方が演奏に参加出来る方法
*『ミュージックベル・レパートリー1』の楽譜の中よりゴールドのベルで演奏に挑戦
*参加者全員でゴールドやカラーのベルを使って出来るベル体験
*ハンドベルの体験

初めてベルを振る場合に指導者が対象者にその場で楽しんで頂けるための心得や注意点や、楽譜を見る事が苦手な方でも楽しんで頂ける内容の講座でした。
多くの方が指導に携わっていても、実際にベルを振って演奏する機会が少なく、実践してみて初めて分かる事が多かったようです。
終了後、好評で次回開催の問い合わせが多数寄せられました。

坂倉絹子

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2013年10月23日(水)・11月20日(水) 会場:トート音楽院(渋谷)
ミュージックベル レベルアップ・中級講座

■ 全日本ミュージックベル連盟主催行事

平成25年10月23日・11月20日の二日間に渡って、全日本ミュージックベル連の盟の主催行事である「ミュージックベル レベルアップ・中級講座」が、今年も渋谷のトート音楽院で開催されました。 両日ともに多くのミュージックベル愛好家の皆様にお集まりいただきまして、大盛況の内に幕を閉じることができました。

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■ 熱心に学ぶ姿勢

受講生は全員ミュージックベルの認定講師資格を所持されていて、定期的に演奏活動をされている方も多いだけに、嘉藤先生による講義も、通常のセミナーよりも明らかにレベルが高い内容が続きました。 さすがは更なるレベルアップを目指す中級講座です、参加者の皆様の熱心な学ぶ姿勢には、とても感心させていただきました。

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■ 美しい音色

講座のクライマックスは、4つのグループに分かれての演奏会です。 各グループともに、とても即興で結成されたグループとは思えぬほどに美しいミュージックベルの音色を奏でていたのが、強く印象に残りました。

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全日本ミュージックベル連盟は、ミュージックベルの普及のために、これからも様々な活動を予定しております。 ミュージックベルは誰でも楽しく演奏することのできる楽器ですから、皆様お気軽にご参加ください!

2013年5月12日(日) 会場:すみだトリフォニーホール(錦糸町)
第2回 ミュージックベル発表会

みんなでつくる みんなのための楽しいおんがく会 ミュージックベル発表会 和やかに開催される

「ミュージックベル」という楽器を御存知だろうか?  
鐘の形(日本の梵鐘ではなく、西洋の鐘の形)をした小さなベルに把っ手(ハンドル)が付いていて、そこを持って鳴らす楽器である。青銅製のベルと革製のハンドルの重く高価な「ハンドベル」(正式にはイングリッシュハンドベル)とは違い、「ミュージックベル」は真鍮(又は鉄)製のベルと棒状の樹脂製のハンドルで、軽く手頃な価格のため、幼児から100歳の高齢者まで一緒に楽しむことができる。
そのため、子どもたちのサークルから、シルバー世代のサークルまで、世代を超えた様々な形のサークルが活動している。  
ミュージックベルの最も大きな特徴は、何人かで協力し合って一つの音楽を作り上げることだろう。
全日本ミュージックベル連盟の鈴木廣史会長は、「お互いに音と音とをつないでゆく、音のバトンタッチが大切で、一緒に演奏する仲間の音を聴いたり、皆と心を合わせたりすることのできる大変魅力的な楽器です」と述べている。
一人で演奏するのではなく、仲間たち皆と協力しあって音楽を作り上げるところに、この楽器の楽しさがあると言えるだろう。
これは音楽の本来の楽しみ方の一つでもある。  
また、音色の美しさも、この楽器の魅力の一つだろう。
小さい頃からこうした澄んだ美しい音色を聴いて、一緒に音楽を創り上げていくというのは、責任感を養うことも含め、成長過程において、心の面で大変いい影響を及ぼすことは間違いない。  
このような魅力のある楽器「ミュージックベル」を楽しむサークルの演奏会「ミュージックベル発表会」が去る5月12日(日)午後2時から、東京・錦糸町のすみだトリフォニーホール小ホールで、全日本ミュージックベル連盟の主催により行われた。
同連盟主催による発表会としては、これが第1回になる。  
出演したのは、できたてホヤホヤのサークルから、結成10数年のサークルまで、全6団体。それぞれ工夫を凝らした演奏を披露してくれた。その模様をごく簡単にご紹介する。

1) 花畑ベルサークル

曲目:リチャード・ロジャース/すべての山に登れ、マイ・フェイバリット・シングス  
結成2年というこのサークルは、これまで区のイベントやクリスマス会などで演奏してきたが、とにかく舞台に立ってみようと、勇気を振り絞って参加したという。
リーダーのピアノに合わせて、9人の奏者たちが、それぞれに与えられた役割を一所懸命にこなしながら、ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中の名曲を楽しそうに演奏していた。

2)ドリベルの会

曲目:シャーマン兄弟/チムチムチェリー in チキチキバンバン  
音楽を楽しみ、これからもいろいろとチャレンジしたいと思っているという、結成半年の3人組。
映画「メリー・ポピンズ」の中の『チムチムチェリー』、映画「チキチキバンバン」の『チキチキバンバン』を楽しいメドレーにアレンジして聴かせた。わずか3人で、数多くのミュージックベルはもとより、ピアノ、リコーダー、デジタルピアノ、タンバリン、シンバルなども使うというアレンジのため、メンバーは大忙し。
聴く者を飽きさせない、楽しいパフォーマンスであった。

3)ピア・チェーレ

曲目:ライモンズ・パウルス/百万本のバラ、いずみたく/見上げてごらん夜の星を、浜口庫之助/星のフラメンコ  
週1回練習し、充実した時間を共有しているという。喜んでくれる人がいるのが励みで、ボランティア活動もしているというサークル。
よく知られた名曲を、美しい音色と見事な演奏で楽しませてくれた。リーダーのカスタネットも聴きものであった。

ミュージックベルミニ体験会

ここで前半の演奏は終了したが、休憩前に、連盟の指導講師である嘉藤やよい氏の指導による「ミュージックベルミニ体験会」が行われた。聴衆にもミュージックベルが配られ、嘉藤氏の弾くデジタルピアノに合わせて音を出してみたり、ステージに10人ほどが上がり、皆で「キラキラ星」を演奏してみたりして、ミュージックベルの初体験を楽しんでいた。

4)シルバーヴィラ向山アプランドル向山讃美歌の会

曲目:岡本敏明/どじょっこふなっこ、ブラームス/子守唄  
平均年齢86歳、今回の参加メンバーの最高齢は何と96歳というから驚きだ。
週1回40名ほどのメンバーで楽しく練習を重ねること16年、年に一度、練馬文化センターで発表会もしているという。
今回は体力に自信のある26名が参加。ミュージックベルで元気の輪を大きく広げたいと願って出場したそうだ。  
確かに週1回でも集まってミュージックベルの練習をするのは、高齢者にとって活力の源となっているようで、この日のステージでも皆さん本当に溌剌としていて、実に元気そうだった。

5)13人の森のトントゥ達

曲目:ハロルド・アーレン/虹の彼方に、ヒスパニック民謡/おやすみなさい
こちらはガラリと変わって、子どもたちだけのグループ。
このコンサートのために4月に結成されたできたてホヤホヤのチーム。名前のトントゥとは、クリスマスにサンタクロースのお手伝いをするという、フィンランドの森に住む妖精のこと。  
1曲目は子どもたちだけで、2曲目には彼らのお兄さんたちのサークル「森のトントゥ一家」もお手伝いに加わって、楽しくも可愛らしい演奏を聴かせてくれた。

6)森のトントゥ一家

曲目:吉松 隆/8月の歪んだワルツ、カッチーニ/アヴェ・マリア、岡野貞一/ふるさと
「音楽が好きだ!」という、小学生から70代までの幅広い年齢のグループ。リーダーのピアノに合わせて、12名のメンバーが息の合った見事で楽しい演奏を披露した。

どのサークルも、ステージに上がって緊張した面持ちながら、心から演奏を楽しんでいた様子が窺えて、聴き手も楽しめ、その美しい音色に心が洗われるような心地がした、心温まるコンサートとなった。  
幼児から高齢者まで一緒に楽しめるこのミュージックベルが、幼稚園、小中学校をはじめ、いろいろな施設でもっと使われるようになると、様々な問題を孕んだ現代社会にとって一服の清涼剤ともなり、もう少し心豊かな社会になるのではないだろうか。
この楽器のように美しい音色の音楽が持つ大きな力に期待したい。 (音楽ジャーナリスト・横谷貴一)

2012年10月10日(水) 会場:トート音楽院(渋谷)
ミュージックベル レベルアップ・中級講座

■ 全日本ミュージックベル連盟の宿願

ミュージックベル講師資格認定証を取得された方を対象とした、指導者としてのレベルアップや指導にあたってのアドバイスなどを、2回シリーズで行う講座の第1回目。
今回の講座は、全日本ミュージックベル連盟の予てからの宿願であった、連盟が独自で開催する企画の第一弾となる、レベルアップ・中級講座。
これまでも連盟には、講師資格認定証を取得された方々より、更なるレベルアップを目標とした講座の開催を熱望する声が多数届いており、ようやくそのご要望を形にすることが出来ましたと、鈴木廣史会長。
全日本ミュージックベル連盟としては、今後も連盟が主催する各種の企画を全国で展開していきながら、各地により広く、ミュージックベルを普及させる活動を強化していきますと、力強く目標を掲げられていたのが、とても印象的でした。

■ エルガー『愛の挨拶』

開催会場が渋谷ということもあり、都内近郊在住の方々を中心に、20名の受講者が集まり、会場内は早くも熱気に包まれています。
受講者は皆、ミュージックベル講師資格認定証を取得されているだけに、個々の演奏レベルは高く、また各自がミュージックベルに触れることを楽しんでいるのを、ハッキリと感じ取ることができました。
定刻通りに講座は始まり、本日の指導講師である嘉藤やよい先生の指導の下、指定されたテキストに沿って、3班に分かれた受講生たちが、一斉にメロディを奏で始めるのです。
課題曲に選ばれたのは、エルガー『愛の挨拶』。
美しい旋律が印象的なエルガーの代表作で、誰もが知っているマスターピースとも呼べる名曲ですね。
課題曲を通じて、トレモロや消音などの演奏技法を、嘉藤先生より細かくレクチャーされる受講生たち。
さすがは全員がミュージックベル講師資格認定者だけあって、その表情は真剣そのもの。
講師の指導が的確なのか、嘉藤先生のチェックが入るたびに音がどんどん洗練されていくのが、明確に判りました。

■ ミュージックベルという楽器は奥が深い

やがて講座は、より技術的な内容に進みます。
やはりレベルアップ・中級講座だけあって、受講生から出る質問も専門的な内容のものが多く、この空間のレベルの高さを否が応でも感じさせられるのでした。
それにしても、ミュージックベルという楽器は奥が深い。
一見すると、振れば容易に音が出る楽器だけに簡単に思えてしまうが、それはあくまで表面上の話であって、その実はとても繊細で、きれいな音を出すまでには、それ相応の技術と鍛錬が必要なのだということを、今回の講座を通じて窺い知ることができました。
そして講座は、いよいよ終盤戦に突入します。
本日の講座を締め括るために、4グループに分かれて実際に演奏を披露することになったのです。
嘉藤先生より各グループに与えられた課題曲は、『世界に一つだけの花』『いい日旅立ち』『虹の彼方に』『星に願いを』の全4曲。
各グループはそれぞれが15分間の練習時間を経た後に、本番を迎えるのでした…

■ もっともっとミュージックベルに触れていたい

「ミュージックベルの音色は美しい」 受講者の方々が一生懸命に奏でる演奏を聴いていて、そう思わずにはいられませんでした。
各グループの素晴らしい演奏の数々に、まるで荒んでいた心が洗われるかのようです。
以前にある音楽家から、「単純な楽器こそ、きれいに聴かせるのが難しい」と聞いたことがあります。
当時は今一つピンとこなかったのですが、本日の講座を通じて、ようやくその言葉が持つ意味を、少しだけ理解することが出来たような気がします。
“もっともっとミュージックベルに触れていたい” 講座に参加された方々の目は、皆一様にそう言っているように感じました。
今回、全日本ミュージックベル連盟が主催する『ミュージックベル レベルアップ・中級講座』は全2回開催。
次回は11月21日に同じくトート音楽院で行われます。
今から次回の開催が待ち遠しくてならない…そう思わずにはいられないほどに、充実した2時間でした。

全日本ミュージックベル連盟

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